
天板のRサイズ、断面の形状
多くの天板は角に丸みをもたせた形状になっています。
その丸みのサイズを「R」と呼び、円の半径で測ることができます。
身近なもので比べると
たばこの半径は3.5~4mmほどで、人工大理石で一般的な仕様となります。
500mlのペットボトルの底が半径33mmほどです。エッジ巻や施設用テーブルに多く用いられます。
天板断面・側面
天板の側面部分の仕上げには、共貼り・エッジ巻・木ブチといった種類があります。
共貼りは一般的な仕様で、表面・断面に同じメラミン化粧板をプレス機で圧着させます。
製作工程は下記ページよりご覧いただけます。
メラミン化粧板の製作工程はこちら
エッジ巻には樹脂エッジ・アルミエッジ・ソフトエッジなどいろいろな種類があります。
一例として樹脂によるエッジ部は手触りが良く、耐久性も高いので公共施設や医療保険施設で多く用いられます。
共貼りでは製作不可な特殊形状天板にも使用します。
メラミン化粧板に合わせた塗装をし、断面に取り付けます。
しっかりとした縁取りになり、見た目にもディティールアップされ、飲食店やホテルに人気です。
見附についてですが、一般的なテーブル天板は厚み30mmほどです。
重厚感・高級感を持たせる場合、見附を使用します。軽量に仕上がり、コストを抑えることができます。
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