家具用語・レイアウト方法
サイズの見方
φ(パイ)=丸テーブルの直径の長さ □or角(かく)=正方形のテーブルの長さ
ホームページで使用している関連用語
木製椅子
プライウッド
プライウッドとは 木材を1mm~3mmに切った薄い板の状態にしたもので、それを何枚も貼り合せた板のことです。繊維方向を交互に直行させているため強度があり、伸縮が極めて少ない利点を持っています。
ベルト仕様
座の下にベルトを交互に張り詰めた仕様になっています。
通常の板を張った場合よりややクッションが良いタイプです。
ラバーウッド
ゴム材。加工が容易で、塗装仕上げも美しい素材です。ソリッド材はもちろん、集成材や成型合板などイスのみでなくテーブルにも採用しています。
ダイメトロール仕様
ベルト仕様と同じ。座の下にベルトを交互に張り詰めた仕様になっています。通常の板を張った場合よりややクッションが良いタイプです。
張地
イスの座面部分に張る布地またはレザー等のことを張地といいます。
木材の材質
ブナ材
木目は、きめ細かく、重硬で粘りがあり、割れにくい性質を備えている素材です。特に、曲木のイスや成型合板材です。特に、曲木のイスや成型合板を背板などに使用しています。
ナラ材
ブナ材よりさらに重硬で、耐朽性、加工性に優れた素材です。木目は明瞭で、クラシカルなイメージや重厚さを表現した製品に採用しています。
ラバーウッド材
加工が容易で、塗装仕上げも美しい素材です。ソリッド材はもちろん、集成材や成型合板などイスのみでなくテーブルにも採用しています。
スチール表面仕上げ
クロムメッキ
地下にニッケル、仕上げにクロムを使用した代表的な塗装メッキ。耐久性、対候性に優れ、キズやサビから金属を保護すると共に清潔感、精緻さ、質感で金属の特徴をより高める効果を持っています。
ホワイト/ブロンズメッキ
地下にニッケル後、パールニッケルでつや消し加工を施し、クロムで仕上るメッキ法。特性はクロムメッキとほとんど同じですが、ホワイトブロンズメッキの場合は、層が厚いので、反射が少なく、重圧感があります。
メタリック塗装
アクリル樹脂とアルミ変を静電塗装し、焼き付けて定着させる塗装法です。2~3回塗り重ねることにより塗装膜が形成され、光の明暗により曲面部分の立体感や、深みのある透明感が演出されます。
静電粉体塗装
静電気と空気圧を利用して塗料を付着させた上、加熱硬化させる塗装法で0.1~0.3mm程度の膜圧をもちます。隅や内部にも容易に塗装ができ、また耐候性にも優れていることから、パイプイスやガーデンチェアーによく用いられます。
メラミン樹脂/焼付塗装
メラミン樹脂を高温(180度)で加熱硬化させる塗装法で、硬度が高く、塗膜も厚いためにキズがつきにくく、耐熱性にも優れています。ただ、耐候性にやや難があり、屋外ではあまり使用されません。
テーブル関連用語
反り止め金具
W1500~以上のテーブルには、天板がしならない様に、天板裏に2本の反り止め金具を使用します。
反り止め金具に付いての詳細はこちらをご覧下さい>>
突板(つきいた)
天然木を薄くそいだもの。この突板を合板の基材に接着したものが天然木化粧板または化粧合板といわれてます。
メラミン化粧板
パターンが転写された紙にフェノール樹脂を含浸し、加熱、加圧して熱硬化性のメラミン樹脂でコーティング仕上げを施したもの。塩ビ化粧板などに比べて耐熱・耐薬品・耐摩擦性に優れ、デスク、テーブルの表面化粧材として普及しています。
メラミン化粧板共張り
天板の上面と縁にメラミン張りを施したもの。縁は つぎ目ができ、角に下地が若干出ます。裏面には張られていません。
積層材と集成材
合板も積層材の一種ですが、異種材料や厚みの違うものを重ねたものを総称します。集成材は種にソリッド材を接合したものが多く、ムク材の質感が得られます。
積層合板
薄い板状に製材した木材を接着剤で張り合わせた合板。一般に「ベニヤ板」と呼ばれています。強度が炊く、ソリや歪みなどの変形が生じにくく、比較的安価。表面に付板やポリエステル樹脂板を貼り付けた化粧合板もあります。
パーティクルボード
木材を切り刻んだチップを構成樹脂で固めて板状にした素材。削片板、チップボードとも呼ばれ、芯材などに使われます。
MDF(Medium DensityFiberboard)
ファイバーボードの一種。木材の繊維を原料として接着を加え、加熱圧縮成型した中質繊維板の呼称です。従来のパーティクルボードに比べ密度が均一で強度が高い特徴があります。
ソフトエッジ
家具の断面を弾性のある成型樹脂で覆い、上下木を緩和し、人体を保護するもの。
アルミダイキャスト
アルミニウム合金の溶湯を高圧力で金型に注入する鋳造法。
鋳物
金属を溶かし、鋳型に流し込んでつくったもの。複雑な形状を作るのに適しています。
見附
テーブル天板の側面部分
レッグ表面仕上げ
アルマイト
電解処理にて表面に参加皮膜を成型させる加工ではがれにくく耐久性の高い仕上げです。
ナシ地
専用の塗料を粉体塗装によって仕上ます。ツヤを抑えた、マット感が特徴です。
研磨
アルミなど金属の表面をバフにより磨く方法。鏡のように仕上ることも可能です。
ショット
金属の表面に小さな鉄球をぶつけることにより凸凹感を出す仕上げです。
ガーデン家具について
チーク材・ニャトー材
基本的に、同じ様な材質で、アウトドアの家具に大変よく使用されています。性質は、少し油っこく、耐久性に優れたアウトドア用に適した材質です。
チーク材の詳しい説明はこちらをお読み下さい。
ソーレテスト/スーパー
ポリエステル生地に色落ちしないよう耐光処理をしている商品です。寒冷地や熱帯といった厳しい気象条件化でも品質劣化がおきにくく、特に紫外線による退色に対しては、従来の常識を一変させる強度を誇っています。
ジョイント式
ポール部分が2本に分かれていて、差し込むタイプになっています。
PP
一般的にプラスチック製品のことをポリプロピレン(P.P)といいます。
基本レイアウト
基本モジュール
カウンター席
飲食店用レイアウト
中華飯店レイアウト
角テーブルのレイアウト
円形テーブルのレイアウト
ブース席のレイアウト
家具のお取り扱い方法
お手入れ方法
木部
■ふだんは、柔らかい布で軽く乾拭きして下さい。汚れが目立つ場合は、お湯で薄めた中性洗剤で軽く拭き取り、その後良く水拭きしてから、柔らかい布で乾拭きしてください。
■化学雑巾を使うと、塗装面のツヤが消えたり、シミになる場合があります。
金属部
■普段は柔らかい布で軽く乾拭きしてください。汚れが目立つ場合は、お湯で薄めた中性洗剤で軽くふき取り、その後良く水拭きしてから、柔らかい布で乾拭きしてください。
■湿気が付いたままにしたり、酸性のものが付着したままにするとサビの原因になります
布張地
■定期的に掃除機でごみを吸い取るか、柔らかいブラシでブラッシングしてください。
■飲み物や食べ物の汚れがついた場合は、お湯で薄めた中性洗剤で汚れを落として、固く絞ったタオルで洗剤分を良く拭き取り、乾拭きしてください。(吸水性のある布でやさしく拭き取ることがポイントです。)
ビニールレザー
■普段は柔らかい布で軽く乾拭きして下さい。
■飲み物や食べ物の汚れが付いた場合は、お湯で薄めた中性洗剤で軽く拭き取り、その後良く水拭きしてから、乾拭きしてください。
■ビニール製品などを長時間重ねたままにすると、変色の原因になりますので注意してください。
木製天板
■木製天板には硬く、重い物や、底のざらついたもの、また熱したものは直接置かないで、コースターなどのクッションになるものを敷いてご使用下さい。
■普段のお手入れは乾拭きを行い、汚れの度合いに応じて薄めの中性洗剤で拭き取り、その後良く水拭きしてから、柔らかい布で乾拭きしてください。
チーク家具のメンテナンス
■Teakはクマツヅラ科の広葉樹で、タイ・ビルマ(ミャンマー)・インドネシアが産地です。世界最高級の木材で、年々入手が困難になってきております。乾気比重0.57~0.69。ジャティー(インドネシア)とも呼ばれてます。タイ産が最高級とされておりましが、現在は、枯渇してしまいました。このため同等品質のミヤンマー産がこれに代わっております。美しく、狂いも少ない最高級の銘木中の銘木。至宝の一品です。ミヤンマー産は国内外の事情により入手が難しくなっており、希少価値が増しています。
チーク材は製材直後ですといわゆる白木で、我々のイメージのチーク色ではありません。室内で使用して何ヶ月か経つと、徐々に茶色味を増してゆき、イメージの色に近づいていきます。これはチーク材が持つ”油”によります。良いチークほど豊富に含んでおります。
またチークは石灰分を含んでいます。(育った土壌により量的な大小はあります。)この石灰分のため、害虫も殆ど心配ありませんし、防腐処理も必要ありません。これら油や石灰分の働きにより、チークは屋外でも驚異的に持ちます。
劣化は表皮の極薄い層に留まり、これをサンドペーパー等で除去すると新品同様の肌が出て来ます。このため、高級キャビネットやドアーに使われる最高級の材料でありながら、屋外の床や家具にも使われております。屋外でチーク以上の適した素材がないためです。
しかし、この”内部まで影響が及ばない”のはチークオイルも一緒で、良いチークになるほど変色・退色は早くなります。チークオイルが表皮一皮しか入らないからです。チークの木肌の経年変化は他の木同様、最終はグレーに変って行きます。他の木と違うのは、最終グレーが金属のような銀色まで変化して、安定して行きます。欧米における野外用チーク家具はこの銀色になった状態がそのイメージです。欧米の家庭ではこの変色していく有様もチーク家具の味わい、楽しみとしています。
チークを屋外で使用する場合、絶えずオイルを塗付するか完全に放置するかです。前者は2週間を目処にして再塗装して頂き、完全に乾くまでは使用をお控え下さい。後者は表面のささくれ等を軽くサンドペーパーで取り除く程度にして下さい。また後者の場合ご購入品がオイル仕上げの物ですと、オイルの剥げた箇所と残った箇所が斑状になる時期があります。その後表面部分が銀色になった後でも、日陰になる箇所にオイルの仕上げ面が残ります。放置前提の場合には、無塗装をおススメしております。無塗装であるために、腐ったり、劣化が生じたりしないのがチークの特性です。この点、ご心配ありません。
天然素材のため、特に御使用になられて1年以内は細かい皹などはつきものです。サンドペーパーなどでお手入をして下さい。
家具を使用する際の注意事項
イスに関するご注意
■イスの上に立ったり、飛び跳ねたり、踏み台などイスとしての用途以外に使用しないで下さい。
■肘掛や背もたれの上に乗らないで下さい。
■床面の平らな場所で使用してください。
■素肌や、汗で汚れた体、濡れた衣類のままで座らないで下さい。
■キャスター(移動用小車)付きのイスに立ったり、台車代わりに使用したり、押して遊んだりしないで下さい。
■不安定な状態で積み重ねたり、高く積み重ね過ぎないで下さい。
■幼児一人で座らせないで下さい。
■可動部の隙間に、手や指を入れないで下さい。
テーブルに関する注意
■テーブルの上に立ったり、踏み台等テーブルとしての用途以外に使用しないで下さい。
■床面の平らな場所で使用してください。
■天板の隅に重い物を乗せたり、極端な力を掛けないで下さい。
■脚部組み立て品の場合、天板と脚部の固定は確実に行なってください。
■製品の移動時には引きずったり、押したりしないで必ず天板と脚の両方を持ち上げて、運んで下さい。
その他製品全般に関するご注意
■異常を発見したままでの使用は危険ですので、即時使用を中止して下さい。
■ボルトやネジの緩みは定期的に点検して締め直し、緩んだままでは使用しないで下さい。