
テーブル脚の表面仕上げについて
テーブル脚の仕上げには、メッキ仕上げや粉体塗装仕上げなどいくつかの種類があります。
ここでは、クレスのテーブル脚を例に挙げてご紹介します。
◆スチール表面仕上げ
クロムメッキ
下地にニッケル、仕上げにクロムを使用した代表的な装飾メッキ。耐久性、耐候性に優れ、キズやサビから金属を保護するとともに清潔感、精緻さ、質感で金属の特性をより高める効果をもっています。
ホワイトブロンズメッキ
下地にニッケル後、パールニッケルでつや消し加工を施し、クロムで仕上げるメッキ法。特性はクロムメッキとほとんど同じですが、ホワイトブロンズメッキの場合が、層が厚いので反射が少なく、重厚感があります。
メタリック塗装
アクリル樹脂とアルミ片を静電塗装し、焼き付けて定着させる塗装法です。2~3回塗り重ねることにより塗装膜が形成され、光の明暗により曲面部分の立体感や、深みのある透明感が演出されます。
静電粉体塗装
静電気と空気圧を利用して塗料を付着させた上、加熱硬化させる塗装法で0.1~0.3mm程度の膜厚をもちます。隅や内部にも容易に塗装ができ、また耐候性にもすぐれていることから、パイプイスやガーデンチェアによく用いられます。
メラミン樹脂焼付塗装
メラミン樹脂を高温(180℃)で加熱硬化させる塗装法で、高度が高く、塗膜も厚いためにキズがつきにくく、耐候性にも優れています。ただ、耐候性にやや難があり、屋外ではあまり使用されていません。
◆レッグ表面仕上げ
アルマイト
電解処理にてアルミ表面に酸化被膜を形成させる加工で、はがれにくく耐久性の高い仕上げです。
ナシ地
専用の塗料を粉体塗装によって仕上げます。ツヤをおさえたマット感が特徴です。
研磨
アルミなど金属の表面をバフで磨く方法。鏡のように仕上げることも可能です。
ショット
金属の表面に小さな鉄球をぶつけることにより凹凸感を出す仕上げです。
代表的な表面仕上げについてのご紹介でした。
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