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車イスを利用する場合に取るべきスペースとは?

車イス利用時のスペースの取り方

クリニックや介護施設にて車椅子を利用する場合に、通路にはどの程度のスペースを設ければよいか?
イスの取り回しに必要なスペース、すれ違いに必要なスペースを想定します。
下の図では、クリニックの待合室を例にご紹介しています。

車椅子に必要なスペース

車椅子をW600mmと想定し、受付カウンターと待合イスとの間に3パターンのスペースを設けたもので、それぞれの幅の時に可能になる車椅子の動作を記載してあります。

・900mmの幅
車椅子の幅プラス300mmの余裕があるのでご自身で車椅子をこいだり、角を曲がる時にスムーズに曲がれる幅となっています。

・1500mmの幅
車椅子をぐるっと360度回転ができます。また、歩行者とのすれ違いが可能な目安です。

・1800mmの幅
1800mmの幅があると、車イス同士でもすれ違うことが出来、杖をもった歩行者とのすれ違いも可能になってきます。

以上が必要になるスペースの目安になります。

施設の形態やご利用状況によっても異なってくると思いますので、今回ご紹介しましたスペースの取り方をご参考にして頂き、ご不明な点がございましたら弊社スタッフまでお気軽にご相談ください。

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